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JA広報誌掲載記事

2019年7月号 放射線科 診療放射線技師 市村温香

MRI検査を受けるにあたって

 MRI検査とは、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を使って体内の血管や臓器を撮影する検査です。
 MRI検査の良い点として、第一に挙げられることが放射線を使わない検査であることです。放射線を使わず検査ができるので、小さなお子さんも安心して検査を受けることができます。他にも、CTよりも体内の臓器を鮮明に画像化できる点や、造影剤(血管をよく見るための薬剤)を使用しなくても血管の画像が得られる点があります。
 一方悪い点として、体内に金属(ペースメーカなど)が入っている方は検査が受けられません。精密機械が磁気によって正常な動作を行わない場合があるからです。その他にも、検査中装置から工事現場のような大きな音が聞こえることや長時間狭い空間に入らなければいけないことが挙げられます。そのため、閉所恐怖症の方や安静が保てない方は、検査の継続が困難な場合があります。
実際にMRI検査受けるとき、事前に確認していただきたいことがあります。
装置本体には、大きな磁石が使われていているので金属類を身に着けたまま検査を受けることはできません。もし、身に着けたまま検査を受けてしまうと金属が装置に吸い込まれたり、電子機器(携帯電話、腕時計など)が壊れたりすることがあります。
 心臓ペースメーカーを装着している患者様や脳動脈瘤クリップなどの体内金属がある患者様は検査が受けられない場合があります。
 また一部の貼付剤には金属が含まれていることがあります。使用したまま検査を行った場合、金属部分が熱を持ってしまい火傷の原因になることがありますので、事前に剥いでいただく必要があります。
 検査前に、問診などをして確認をしてはいますがより安心、安全に検査を行うためにご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

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