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JA広報誌掲載記事

2020年11月号  感染制御チーム(ICT)

“誰でもできる”コロナ感染症対策のポイント

新型コロナウイルス感染症で我々の生活はガラリと変わり、医療機関に限らず依然として緊張が続いています。この感染症は、医療機関だけの問題ではなく、一人ひとりが協力して取り組むことが不可欠です。今回は院内感染対策を行っている感染制御チームから“誰でもできる”コロナ感染症対策のポイントについてお伝えいたします。
  • 身体的距離とマスク:ある研究結果で、身体的距離を1m確保すると感染リスクが半分に減り、2m確保すると、さらにリスクが減るとわかっています。ですので、まず大切なのは2m(最低1m)の確保になります。そして、この距離が保てない時にマスクが効果を発揮します。マスクの効果は咳やくしゃみなど飛沫を飛ばさないために有効です。しかし、自分が感染をしないという効果は限定的であり、より重要なのは身体的距離の確保ということです。まず2mあける。それが難しい時にマスクを着けるというのが正しい考えになります。
  • 手指(しゅし)衛生:手にコロナウイルスが付いても、それだけで感染することはありません。その手で食事をしたり、目や鼻を触ったりすることで感染します。そのため、手洗いや手指消毒が非常に大切になってきます。みなさんは1時間に何回顔を触れているか意識したことはありますか?ある研究で、1時間に23回も触れているとの結果が出ています。顔は触らない、顔を触るなら触る前に手を洗う必要があります。もう一つ、ある調査で、スマホ(携帯電話)を70%の人が消毒していないと回答しています。手はキレイでもウイルスの付いたスマホを触ってしまえば意味がありません。日常的に触れるスマホは手と同様にキレイに保つだけでコロナ対策になりそうです。
    マスクより  まずは空けよう 2メートル!
    かお・スマホ さわる前に   手を洗おう!  
 社会全体でこのコロナウイルス感染症について考え、正しい知識を持って対応することで、未来が見えてくるのではないかと考えております。

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