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2020年1月号 病院長 藤森勝也
新年のごあいさつ
心新たに、新しい年をお迎えのことと存じます。皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
新年にあたり、あがの市民病院の機能を少し紹介いたします。
病院には、4つのセンター機能、すなわち消化器病センター、糖尿病・生活習慣病予防治療センター、骨関節疾患センター、地域医療連携センターがあります。さらに透析、呼吸器診療、腹腔鏡手術などに対応しております。
消化器センターでは、6名の医師により、上部消化管(食道・胃・十二指腸)・下部消化管(大腸・直腸)の内視鏡検査と治療、肝臓・胆道・膵臓の検査と治療を行っております。上部消化管内視鏡検査では、検査の苦痛・負担が少ない、径の細い、鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡といいます)を平成30年から導入しています。好評ですのでぜひご利用ください。さらに、最新鋭の腹部超音波装置を令和元年に導入しました。この装置では、痛みなく「肝臓の硬さ」を測定できます。ウイルス、アルコール、脂肪などにより肝臓は線維化し、硬くなっていきますが、身体を傷つけることなく簡単に「肝臓が硬くなっているか否か」を検査できる装置です。
令和元年に、骨関節疾患センターを開設しました。5人の医師により、大腿骨頚部骨折、膝関節・足関節・手関節などの各種の手術、治療を行っております。地域は、高齢化がすすんでいます。一定の年齢に達しますとほとんどの方が、なんらかの骨関節症状に悩みます。ぜひご利用ください。
今年度も、地域住民の皆様のお役にたてる病院を目指し、JA本部、阿賀野市と連携・協力して運営してまいりますので、どうぞ温かい目でお見守りいただき、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。