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2020年3月号 健康管理センター 保健師 上山智重
空腹感を感じていますか?
空腹感を感じているということは、前に食べた物のエネルギーを使い切り、血糖値が下がりましたよ、という体のサインです。一方、空腹感を感じる前に食べることは、以前に食べた食べ物のエネルギーを使い切らないうちに、さらに上乗せしていることになり、脂肪として蓄えられてしまいます。
私は、メタボリックシンドロームによる生活習慣病予防(肥満解消)のために、特定保健指導をさせていただいております。対象者の中には、「時間が来たら食べています」、「付き合いもあってついつい」、「見たら食べたくなって」「残すともったいない」のように、罪悪感を抱きながら、ついつい食べてしまっているように感じます。残念ながら。そのような食べ方が、知らず知らずのうちに、みなさんの(私も)脂肪として蓄えられてしまいます。そこで、何かを食べる前に、「本当におなかは空いているの?」と問いかけてみてはどうでしょうか。しっかり空腹感を感じてから食べると非常においしいですよね。これに慣れたらしめたものです。
でも、ここでもうひとふんばり!!お腹が空きすぎて一気に食べ、炭水化物だけ、多量に甘いものだけというような食べ方をすると、血糖値を急上昇させたのち急下降します。そのため、血糖が下がりすぎてお腹が空いているような、落ち着かないような気持ちになります。それでまた、何か口に入れる、食べ続けてしまうのです。これでは意味がないですよね。そこで、バランスよく食べること、野菜からよく噛んで食べることが大事になってきます。ぜひ、正月太り、冬太りの解消のためにも、「空腹感」をダイエットのヒントにしてみてください(私も)。
ちなみに、空腹は、成長ホルモンの分泌も促し、老化によるたるみやしわなどの肌のトラブルの改善や疲労感の改善などにも効果的です。お腹が空いて鳴る音は、体の中が健康になっていくサインです。「グ~~。」
でも、ここでもうひとふんばり!!お腹が空きすぎて一気に食べ、炭水化物だけ、多量に甘いものだけというような食べ方をすると、血糖値を急上昇させたのち急下降します。そのため、血糖が下がりすぎてお腹が空いているような、落ち着かないような気持ちになります。それでまた、何か口に入れる、食べ続けてしまうのです。これでは意味がないですよね。そこで、バランスよく食べること、野菜からよく噛んで食べることが大事になってきます。ぜひ、正月太り、冬太りの解消のためにも、「空腹感」をダイエットのヒントにしてみてください(私も)。
ちなみに、空腹は、成長ホルモンの分泌も促し、老化によるたるみやしわなどの肌のトラブルの改善や疲労感の改善などにも効果的です。お腹が空いて鳴る音は、体の中が健康になっていくサインです。「グ~~。」
