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2021年1月号 病院長 藤森勝也
新年のごあいさつ
謹んで、新しい年のお祝いを申し上げます。心新たに、これからの取り組み、目標などを決められた方もおられることでしょう。
あがの市民病院は、昨年1月に、新潟県内2番目になる介護医療院を開院いたしました。介護医療院は、要介護高齢者の長期療養・生活施設で、かつ継続した医療が必要な方が利用する施設です。地域は高齢者世帯、高齢単身世帯が増加しております。身近にお世話できるご家族がおられないが、住み慣れた阿賀野市で、最期まで自分らしく生きていく、ご希望に添えるよう、ご援助ができればと考えております。おかげさまで、多くの方々にご利用いただいております。
さて、新型コロナウイルス感染症対応では、全職員が毎日の体温測定・体調管理に努め、病院入り口に赤外線体温計を2台設置し、発熱者と非発熱者を分離して診療、窓口にアクリルパーテーション、発熱者外来ではウイルスを除去するフィルター付パーテーションを7台配置し、新型コロナウイルス抗原検査、PCR検査などへの対応も行っております。
当院には、地域医療・連携センター、糖尿病・生活習慣病・予防治療センター、消化器病センター、骨関節疾患センター、透析、腹腔鏡手術、健康管理センター、訪問看護ステーション、介護施設(老人保健施設「五頭の里」、介護医療院)などがあります。つまり地域の急性期から、回復期・慢性期、そして在宅までの医療と、予防や介護まで、包括的に、シームレスに対応している、地域の唯一の総合病院です。
「地域住民の皆様の、いのちを守り、ふれあいを大切にし、親しまれ、信頼され、安心される病院」になるべく、職員一同、努力していく所存です。
温かい目で、見守っていただけますよう、お願いいたします。
新しい年が、皆様にとりまして幸せな年になりますことを、祈念しております。