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2021年12月号 事務長 佐藤一範
コロナ禍の2021年を振り返って
2021年がもうすぐ終わろうとしています。冬本番を迎える季節になりました。皆さんにとって今年はどのような一年になりましたでしょうか。新型コロナウイルスにより私たちの生活環境がいろいろな形に変化をしてきたと思います。あがの市民病院では、コロナウイルスワクチンを地域住民の方々に安心して安全に受けていただけるよう心がけながら、阿賀野市の集団接種会場として9月17日までに10,000回を超える接種を実施いたしました。新型コロナウイルスをはじめとする様々な感染症対策を継続しながら、通常の診療に加え、待ち時間の短縮や利便性向上にも努めていますので、少し振り返りながら当院の取り組みをご紹介いたします。
昨年11月にタブレット端末を利用した「AI問診」システムを一部の外来で導入しています。新患の方から症状等を専用のタブレットに入力してもらいながら、AI(人工知能)が最適化された質問をします。問診内容は医師の診察時に自動的にパソコンから見られますので、診察の充実化につながっています。導入から1年経過したので、受診の際にすでに使われた患者さんもいるとは思いますが、入力操作が簡単で質問内容も分かりやすいと好評を得ています。
会計窓口では、国が進めるマイナンバーカードを健康保険証として利用するオンライン資格確認ができるようになっていますので、マイナンバーカードをお持ちの方はご利用いただけます。
また、診療費の支払いは、現金を使わずにもっと便利に非接触で支払いができるよう、各種クレジットカードやスマートフォンでのQRコード決済にも対応しています。
コロナ禍での会計待ち時間が気になる方には、県内JAの口座をお持ちであれば「口座振替」をお勧めしています。振替手数料は一切かかりません。ご本人だけでなくご家族分の診療費も口座振替が可能ですので、ぜひご利用ください。詳しいお問い合わせ、お申し込みはあがの市民病院の受付窓口までお気軽にお申し出ください。
地域の皆さんから安心して受診していただけるよう、新型コロナウイルスの感染対策を継続しながら引き続き努力してまいります。